いのちの学習会

当財団では、学校などの団体のご要望により講師を派遣して「いのちの学習会」を無料で開催しています。自他の生命尊重をテーマに、道徳の授業や学校行事、児童館の行事、教員の人権研修として導入していただいております。
また、医療系の進学を希望する生徒を対象とした場合には、筑波大学の医師や看護師が講師を務めることも可能です。

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いのちの学習会講師派遣のお申し込みはこちら

講演派遣の要項

目的 本事業は、県内学校の授業や教員研修および学校保健委員会研修、団体の勉強会等に講師を派遣し、児童・生徒・学生等にいのちや人権について考えてもらい、自他の生命を尊重する心を育むことを目的とします。臓器提供・移植についての基本的な知識を伝え、命の尊さを考えてもらうこと、また道徳授業における命の教育、保健授業での生活習慣病予防教育に寄与します。
実施主体 主催:公益財団法人いばらき腎臓財団
後援:茨城県、茨城県教育委員会、一般社団法人茨城県医師会
派遣する講師
  • 移植担当医師
  • 移植医療を支える看護師
  • 両者を結ぶ臓器移植コーディネーター
  • 誰よりもいのちの大切さを感じている移植経験者
  • 患者に寄り添う管理栄養士
講演内容
いのちの学習会 講演内容については、こちらをご覧ください。
  • 移植担当医師
    臓器移植の歴史から日本の臓器移植の現状、移植ツーリズム、臓器売買、生体間移植の問題等、臓器移植を取り巻く社会的問題に触れます。また、希望のある学校には、実際の臨床場面を想定したグループディスカッションを実施しています。
  • 移植医療を支える看護師
    移植を待つ患者の気持ち、家族の臓器を提供した遺族の気持ちなどに触れます。移植医療の問題などの情報を提供しながら生命の尊さを自分事として考えてもらうことを目指します。
  • 両者を結ぶ臓器移植コーディネーター
    臓器移植を受けて元気になった人・移植を受けられずに亡くなった人・臓器提供した人等の事例に触れ、いのちに対する考えを深めています。仲間や家族との対話を通じて、いのちは自分ひとりのものではないこと、元気で過ごしていることへの感謝などの気持ちが芽生えます。
  • 誰よりもいのちの大切さを感じている移植者家族
    アメリカでの移植経験や渡航しなければ助からない子供の移植をめぐる課題などを交えながらの授業です。
  • 患者に寄り添う管理栄養士
    食と栄養が深く関わりのある生活習慣病について触れます。「がん」「慢性腎臓病(CKD)」は、生活習慣が発症の起因となる可能性もある疾患です。臨床栄養の現場で触れることが多い病気でもあり、栄養指導での例を交えながら「病気を防ぎ、いのちを守る」メッセージを伝えます。また、「いのちをつなぐ」臓器移植についてもアニメを使用し、健康といのちの大切さを一緒に考える授業です。
  • がんサバイバー
    自身のがんの体験談やがんについて知ってもらい、がん体験後の活動などをお話します。生徒の年齢に応じた話をし、クイズを行って理解を深めていきます。がんについての冊子を渡し、家族への手紙を書いてもらうことにより家庭でがんについて話し合う機会になれば良いと思っています。
申請資格 茨城県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、専修学校、大学、短期大学、各種学校、各種団体等
申請方法

なお、事業終了後は速やかに「いのちの学習会講師派遣事業実施報告書」を理事長あてに提出してください。

申請先等 〒305-8576
つくば市天久保2-1-1 筑波大学附属病院内 A295
公益財団法人いばらき腎臓財団事務局
E-mail:infoiba@iba-jinzou.com
TEL:029-858-3775
講師費用 無料(講師費用は公益財団法人いばらき腎臓財団が負担する)
その他
  1. 学習会の内容により、事前の資料配布や簡単な宿題を提示する場合があります。配布資料等の印刷は、実施校にお願いしております。
  2. 学習会に必要な備品(PC、プロジェクター、投影用スクリーン等)の準備をお願いしております。またオンラインで実施する場合のホストをお願いしております。
  3. 事業評価として生徒等へのアンケートへのご協力をよろしくお願い致します。
  4. 公益事業の実施実績として、当財団ホームページ等へ掲載のため、学習会風景の写真撮影することのご許可をお願いしております。
  5. 学校で実施する場合には教員や保護者の方も参加できます。

いのちの学習会 講演実績